振袖

振袖に似合う髪型

時代によって変わる振袖

時代によって変わる振袖

振袖と言えば未婚女性が着るものという一般常識は知っていても、それが時代によってどのように変わってきているのかということまでは、知らない人の方が多いでしょう。
そもそもこの着物が初めて登場したのはそれほど古くはなく、江戸時代に入ってからだと伝わります。
当初は、童女や未婚女性が着る、振り幅のある長い小袖というくくりで発生しました。
この当時風習として存在していたのは、18歳くらいまでには元服し、袂を切り、振りを縫って留袖にしてしまうというものでした。
つまり、留袖=既婚者という図式が当初からあったわけではなく、ただ、この当時の女性は18歳になる頃には結婚していて当然という風潮でしたので、自然と、振りのある袖は未婚者、留袖は既婚者という区分けが為されるようになっていったと考えられます。
さて、その後ですが、1800年代初頭・享和から文化の頃には、留袖と歩調を合わせるように帯の幅が広がっていきます。
留袖同様、帯などの使用に伴い、オシャレ着として急速に町人などにも振袖が広がっていきました。
また、初期の頃は、現在で言うところの留袖のような形をしていました。
時代の流れによって、これらは本来の意味から離れ、袖丈の長さで区別し、長いものを振袖、短いものを留袖と呼ぶようになったわけです。
ちなみに最初期のものは55cmほどであり、現在の一般的な振袖の110cmと比べると半分ほどしかありませんでした。

大きな節目に着る振袖の歴史

戦前は、日本人が着物をきているのが当たり前であったわけですが、戦後洋装化が進み、また、着物を着ることが特に女性の場合手間が掛かるということもあって、現代日本人の間では、日常生活で着物を着ることはほとんどなくなりました。
それでも、例えば夏祭りなどでは浴衣姿になったりということはありますが、それ以外はやはり洋服を着るのが当たり前で、着物を着るのは、それこそ人生の節目と言えるような、例えば、卒業式や結婚式、成人式といった時くらいとなりました。
ただそのかわり、そういった節目の行事の際には、家族で気合を入れて娘を美しい振袖姿に着飾るというようなことが一般化してきており、毎年成人式を伝えるテレビのニュースなどでも、艶やかな着物姿の新成人達を見ることが出来ます。
そもそも振袖の歴史は江戸時代から始まり、最初期には子供や未婚女性が着る振り幅のある長い小袖という認識でした。
この頃風習として存在していたのは、女性は十代後半までには元服をして、袂を切った上で振りを縫い、そこから袖丈一杯に留袖をするといったものです。
その後、1800年代初頭頃、オシャレの一環として帯の幅が広がっていきます。
これは、振袖に限らず留袖も同様で、恐らくこの時代には母と娘で仲良く呉服屋で品定めする姿が日本中で見られたことでしょう。
現代と違って、その頃の振袖は堅いものからどちらかと言うとカジュアルなものへと変容していったわけです。